ごあいさつ

はじめまして。有限会社 前田組 代表取締役 前田 一則です。
私は先代の創業者の長男として野洲市菖蒲に生まれました。
子供のころは、スポーツや遊びが大好きで、外でドッチボールをやったり、琵琶湖で魚釣りをよくしていました。
スポーツは小学校は野球、中学校・高校はバレーボール部で主将をしたりして一生懸命プレーに打ち込みました。
この時に先輩との上下関係や仲間との信頼関係の大切さなどの基礎を教えていただきました。
高校は石山高校に入学したのですが、当時の私は丸坊主で見た目がすごく怖かったらしいです(笑)
大将肌の性格もあって、私についたあだ名は「おやびん」でした。
進学校でもあったので、3年は受験勉強に専念し、同志社大学 法学部に合格しました。
私はこの時、親とも話し合いましたが、自由にしたらいいとのことだったので、実は建設業に従事することを考えておらず、弁護士や一流商社マンになることを目標とし、文系の私立大学の適切な学科のみを受験しました。
いよいよ大学生となり、大学生活を満喫いたしました。
しかし、最初こそまじめに取り組んでおりましたが、途中から友人もたくさん出来てそれはもう遊ぶ、遊ぶ(笑)麻雀・パチンコ・コンパ・ディスコなど遊びのほとんどはやった感じです(笑)
不真面目な学習態度がわざわいしてか、卒業時は留年寸前でした(笑)入学時の目標であった弁護士は大変さと困難さからあきらめ、一流商社は成績からあきらめざるをえない状況でした。
なんとか無事卒業させていただき、京都の繊維商社に入社をすることになりました。
いわゆるファッション業界で、華やかな世界でした。女性が主役であり、花形です。
今の仕事とは180度違います(笑)
私は生産から営業部へと移動し、神戸のお得意先の担当になりした。
非常に印象深い出来事は、阪神大震災があった時、お客様のお見舞いに地震後すぐ電車がまだ完全に復旧していない時に徒歩で約2時間くらいかけて上司と共にいきました。
この時お客様がこんな時によく来てくれたと涙を流されていたのを思い出します。
このような私のサラリーマン時代は自分が想定していなかったのに、突如終焉を向かえます。
ある日、電話があり父親が心臓発作で倒れたというのです。
しかし病状は軽くすぐ仕事に復帰するくらいだったのですが、父親の会社の社員さんから話があるので、会ってほしいということでした。
会ってみると、親父はもう気力が無く、会社の未来が考えられないし、みんなが不安になっている。
もし私が継ぐ気があるなら、みんなで帰ってくるのを待っているというものでした。
正直、あまりにも突然な話だったので、悩みました。
両親は気を使わなくてもいいし、あんたの人生だから自分で決めなさいと言いました。
私は結局、いままでどっかで誇りとしていた前田組が、この瞬間無くなるのが、嫌だったので帰ることを決めました。
会社に辞意を伝えるとありがたいことに沢山の方が引き止めてくれました。
課長をはじめ、いつも好きにやらしてくれた部長、本部長、最後は社長にまで声をかけて頂きました。
この時、一番嬉しかった言葉が社長から頂いた言葉が「お前はバランスがとれている」でした。
結局、会社の皆様には何も恩返しすること無く、退社させていただき、前田組へ入社することとなりました。
ところが、入社してみると何もしらない建設のド素人ですから上手くいくことがありません。
みんなで待っているとは話ばかりで、実際は私は社員さんの間では雑用係となりました(笑)
しかしここから元来負けず嫌いの私はやる気を出し、仕事をひとつひとつ覚え、夜には専門学校に通い、一級土木施工管理技士に合格します。
文字とおり、現場監督としての資格を手に入れた私に、社員さんたちも少しずつ認めてもらいました。
商社時代とは異なり、おっさんばかりに囲まれた毎日を過ごしておりましたが(笑)、もうそろそろ家庭も持たねばと結婚しました。
相手は商社時代の受付をしていた人です。
今では子供も2人授かり、女・男2人の父親となりました。
休日には子供とサッカーしたり、買い物行ったりしてます。
その後、専務となり、会社ないろんな実務にかかわり、ついにH24年6月に代表取締役に就任いたしました。
いままでのように相談するとは言えない立場であり、いろんな場面で即断が要求されます。
責任は重大で、身が引き締まる思いです。
私の経営理念は「建設業を通じてお客様の要望にお応えし、お客さまに喜んで頂くことで、自分たちやその周辺のみんなも幸せになること」です。
私たちの置かれている建設業界はこれからも多くの変化を必要とすると思います。
その業界の中でもっとも変化が遅れているのが、土木分野だと思います。
われわれ有限会社前田組は時代の変化に敏感に対応し、諸分野にバランスを取りながら、新時代に生き残れる土建屋となれるよう、日々精進・努力していく所存です。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

会社案内

有限会社 前田組
〒524-0202
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